生活習慣病:食道がん



生活習慣病:食道がん

 

生活習慣病:食道がん

 

奥にできると症状が出にくいがん

 

ものを飲み込む食道にできるがんを食道がんといいますが、年齢的には、年齢的には50歳-60歳代に多く発生し、また女性より男性に多い傾向があります。

 

食道そのものはふつう20cm以上の長さがあるので、できる場所によって、またできるがんの種類や湿潤の度合いによって、病状もさまざまです。

 

のど(喉頭部など)に近い上のほうの食道にできるものは、ものを飲み込むときのつかえ感などから早い時期に発見されやすいのですが、より奥のほうにできるとほとんど症状もなく、気がついたときには重症ということも少なくありません。

 

ものを飲み込みにくいという症状は、食道がんでなくても肺や甲状腺におこる腫れや炎症、大動脈瘤などでも現れるので、食道がんの症状と自分からきめ込むことは禁物です。不審を感じたらとにかく病院で受診することが大切です。

 

X線よりも内視鏡検査でわかる

 

食道がんの多くは、食道の内側を覆っている上皮にできる扁平上皮がんです。

 

食道の内壁はその位置から、消化の働きをする丈夫な胃より先に食べたものの刺激を受けるので、胃に比べがんになりやすい一面があります。

 

また胃の内容物の一部が食道にもどることによりおこる逆流性食道炎も、食道がんの発生に何らかの関係があるといわれています。

 

食道がんの中でも早期がんはX線食道造影による検査では写りにくく、食道の内視鏡検査ではっきりわかります。

 

最近ではルゴールなどを用いて食道上皮を染色し、その反応を内視鏡で観察し診断する色素内視鏡による検査が行われます。

 

早期発見が容易でなく、進行してからの治療が多いのですが、この場合はたいてい病巣を切除する手術が行われます。

 

胃がんなどに比べると、開胸して肋骨を何本も取り除く大手術となることが多いので、早期発見が非常に重要になってきます。

 

そのためにも定期的な内視鏡検査を行うことを勧めます。



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