生活習慣病:胃ポリープ



生活習慣病:胃ポリープ

 

生活習慣病:胃ポリープ

 

胃の粘膜にできた隆起性病変

 

ポリープは細胞の異常増殖でできた隆起性病変のことですが、病変の中味とは関係なく突き出したりふくらんだりした形に対する名称で、きのこ状に茎があるものや根もとが広いものなどいろいろです。

 

胃ポリープはこれが胃の内側の粘膜上皮にできたものです。

 

1967年の日本消化器病学会総会でまとめられた定義によれば、「胃ポリープとは、胃粘膜上皮が局在性増殖により胃内腔に隆起した病変で悪性でないもの」とされています。

 

胃ポリープは健診のときに上部消化管X線造影検査に写ってみつかることも少なくありません。

 

そのときは、ポリープが良性か悪性かを確かめるために、内視鏡で見ながら組織の一部を取り出して病理組織学的に調べる必要があります。

 

悪性の場合には、大きく胃を切除しなければならないこともあるからです。

 

悪性のものもあるので注意する

 

胃ポリープはあっても自覚症状はほとんどありませんが、ポリープが大きくなると出血したり、食べ物の通過の妨げになることがあります。

 

有茎性のものに比べ根もとが広い広基性のポリープには、悪性のものが多くみられるといわれるので、注意が必要です。

 

またときにはいくつものポリープがいっせいにできていることがあります。

 

これをポリポージスといい、外科的に胃を切除しなければならない場合もあります。

 

ほとんど症状らしい症状がないのが大部分ですが、出血して吐血や下血がみられるものもあります。

 

また悪性(がん)のものには、周辺に潰瘍をともなう場合があり、このときは腹痛や腹部不快感などの腹部症状がみられます。

 

一般に過形成性ポリープは良性で、悪性に転化することはないとされています。

 

しかし、大腸にできやすく胃にもできる腺腫性ポリープはがん化率が高いといわれているので、ポリープがみつかったときはしっかり診断をして、十分な処置を受けることが大切です。



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