生活習慣病:難聴



生活習慣病の基礎知識:難聴(老人性難聴)

 

生活習慣病の基礎知識:難聴(老人性難聴)

 

進行がゆるやかな内耳性の感音難聴

 

難聴は文字通り音声をよく聞き取れなくなった状態で、伝音難聴と感音難聴に大別できます。

 

音の刺激を神経に伝える感覚器に至る耳の経路に障害があって、音の伝わり方が悪くなるのが伝音難聴、感覚器の障害と感覚器が受けた音刺激を大脳に伝える神経系に障害があって、聞こえが悪くなるのが感音難聴です。

 

年齢とともに聴力が衰える老人性難聴は、主に音を神経に伝える感覚器を含む内耳の働きが鈍くなる感音難聴ですが、早い人は二十代からその兆しが出始める老化の一種と考えられます。

 

その進行の仕方は個人差が大きく四十代で難聴が目立つ人がいる一方、七十代、八十代でも衰えを感じさせない人もいます。

 

ただ進行がゆるやかなため自覚されず、気づいたときにはかなり進んでいることも少なくありません。

 

補聴器で適正な補正が大切

 

老化現象の現れともいえるので、生活因子の影響は強くはなく、効果的な予防法もありません。

 

ただいつも騒音にさらされ、ストレスの多い生活がつづけば、難聴が促進される恐れもあるので注意が必要です。

 

肝心なのは難聴によって周囲の認識が十分にできないため、行動が制約され、場合によっては事故の危険もあるので、早いうちに医師と相談して補聴器など適切な対処を講じることが大切です。

 

ちなみに60代以降では、大半の人が30デシベル以下の弱い音が聞き取れなくなるともいわれています。

 

なお健診の聴力検査では、オージオメーターを用いて、4000ヘルツと1000ヘルツの純音によって調べます。

 

 

 



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