生活習慣病:自律神経失調症



生活習慣病の基礎知識:自律神経失調症

 

生活習慣病の基礎知識:自律神経失調症

 

自覚症状があるのに検査は異常なし

 

人のからだには、胃腸や心臓のように意識しなくても働いている組織や器官がたくさんあります。

 

その働きを支配しているのが自律神経系です。

 

自分の意志とは無関係に自律して働いている神経と考えれば理解しやすいでしょう。

 

これらの組織や器官が病気になれば、それぞれ特徴のある症状を呈し、またそれぞれにみあった検査に異常が現れます。

 

ところがこれらの器官に関係があると思われる自覚症状を訴えているにもかかわらず、一般の検査ではその器官に異常が認められないことがあり、自律神経機能検査で初めて異常が認められる場合があります。

 

しかし本来その異常にともなう他の神経症状(しゃべりにくい、手足が動かしにくい、うまく歩けないなど)がなく、認められる症状も出たり出なかったり一定していないとか、また進行しないなどの特徴があって、原因もよくわからないことがあります。

 

このような場合、自律神経失調症といわれます。

 

遺伝的な体質や生活環境、生活習慣などの生活因子が複雑に関係し、ストレスなどを引き金にして表面化するケースが比較的多いようです。

 

症状は幅広く成人病の意味は薄い

 

症状は多岐にわたり、疲労感やのぼせ、冷えのような全身性のもの、めまいや頭痛などの神経系のもの、立ちくらみ、不整脈、動悸・息切れのような循環器症状、食欲不振、吐き気、便秘・下痢などの消化器系のもの、その他肩凝り・腰痛、異常発汗、インポテンツなどがあります。

 

一般に多いのは、全身性の症状、神経系の自覚症状で、どちらかというと、若い女性と更年期の女性に多い傾向があります。

 

いずれも内分泌(ホルモン)のアンバランスを共通の背景としています。したがっていわゆる成人病としての意味は薄いといってよいと思います。

 

 



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